
落合水再生センターは、新宿副都心に極めて近く、住宅地に囲まれた水再生センターとして環境に配慮した管理を徹底しています。処理区域は、中野区の大部分と新宿・世田谷・渋谷・杉並・豊島・練馬区の一部で、面積は3,506haです。
処理した水は神田川に放流しています。また、一部は西新宿や中野坂上地区のビルのトイレ用水や城南三河川の清流復活事業に活用しています。
発生した汚泥は東部スラッジプラントへ圧送し、処理しています。


| 運転開始 |
昭和39年3月 |
| 敷地面積 |
85,143平方メートル |
| 処理能力 |
450,000立方メートル/日 |
| 水処理施設 |
沈砂池 |
8池 |
| 第一沈殿池 |
1 2池 |
| 反応槽 |
1 0槽 |
| 第二沈殿池 |
1 2池 |
| 砂ろ過池 |
3 3池 |
| 雨天時貯留池 |
2,500立方メートル |
流入・放流水質
水再生センターからの放流水は、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」の水質基準を十分に満たし、魚がすめる水質です。
単位:mg/L
| 項目 |
流入水 |
放流水 |
条例による放流
水の水質基準 |
| 超低段 |
高段 |
砂ろ過水 |
| B O D |
180 |
140 |
1 |
25以下 |
| C O D |
96 |
92 |
7 |
― |
| 全窒素 |
33.1 |
30.4 |
11.4 |
30以下 |
| 全りん |
3.6 |
3.0 |
1.5 |
3以下 |
平成21年度 24時間試験平均値(放流水BOD測定値はATU-BOD法による)
※BOD、CODは、数値が高いほど水が汚れていることを示します。BODは、微生物が有機物を分解するのに使う酸素量、CODは酸化剤で有機物を分解して消費する酸素量で測ります。放流水の水質基準は、河川はBOD、海域はCODにより定められています。全窒素、全りんは、赤潮の発生などと深くかかわっています。
下水道のしくみ
下水道の役割
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| 家庭や工場からの汚れた水を処理して、快適な生活環境を確保します。 |
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道路や宅地に降った雨を速やかに排除して、浸水から街を守ります。 |
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下水を処理し、きれいにした水を放流することで、川や海の水質を大切に守っていきます。また処理した水や汚泥等のリサイクル、未利用エネルギーの活用など、循環型都市づくりを進めます。 |
施設平面図
落合水再生センターの特色
都市の良好な水環境に貢献
処理水は水量が豊富で、また水質も安定しており、ビルの雑用水として有効に活用することが可能です。落合水再生センターでは、砂ろ過法により処理水を高度に処理した再生水を西新宿の新宿副都心水リサイクルセンターに送水しています。再生水は、西新宿や中野坂上地区のビルのトイレ洗浄用として活用され、水資源の有効利用に貢献しています。
城南三河川清流復活事業
▲きれいになった目黒川
水の流れがほとんどなく、河川環境が悪化していた渋谷川・古川、目黒川、呑川の三河川へ落合水再生センターで高度処理した再生水を送水しています。再生水の放流により水量が増え、潤いのある環境がよみがえりました。
膜ろ過設備
落合水再生センターでは、全量ろ過された高度処理水を、日量50立方メートル膜ろ過処理して「せせらぎの里公苑」に親水用水として供給しています。
光ファイバー通信網による遠方監視制御
下水道管の中を通した光ファイバー通信網を利用して、約3km離れた中野水再生センターの水処理施設の運転管理を行っています。
せせらぎの里公苑と落合中央公園
▲せせらぎの里公苑
水処理施設の上部空間を地域のお客さまに開放しています。「せせらぎの里公苑」には子ども広場や藤棚などもあります。「落合中央公園」には、野球場、テニスコートなどもあり、多くのお客さまに利用されています。
〈野球場、テニスコート利用申込先〉
新宿区生涯学習財団 TEL03(3232)7701
落合サマーフェスタ
地域の皆さまに、愛され親しまれる水再生センターを目指し、毎年夏休中に開催しています。
落合スカイガーデン
▲色とりどりの花を咲かせる花壇
ヒートアイランド現象の緩和、建物の省エネ対策の一環として管理棟屋上を緑化し、落合スカイガーデンと名付けました。セダム、芝生、四季の花々などを植え込み、四季を通して緑あふれる環境にしています。
案内図
| 所在地 |
〒161-0034 東京都新宿区上落合1-2-40 電話:03-3366-6964  |
| 交通 |
西武新宿線「下落合」駅下車徒歩5分 |