(取材案内)【若者向け東京下水道発信プロジェクト】東京地下ラボ by東京都下水道局成果報告会のご案内
プレスリリース 平成31年01月21日 下水道局
大学生が下水道をテーマに制作した雑誌を発表
東京都下水道局では、若者の下水道事業への関心を深めるためのプロジェクト「東京地下ラボ by東京都下水道局~下水道の魅力を、編集の力で若者が再発見~」(以下「東京地下ラボ」)を平成30(2018)年度より実施しています。この度は、本プロジェクトにおいて参加学生が成果物として制作した雑誌(ZINE:ジン)をお披露目する成果報告会を開催しますので、お知らせします。
「東京地下ラボ」は、若い世代の下水道への関心を高めるため、東京下水道の新たな可能性や魅力を発信するプロジェクトです。参加学生がワークショップやフィールドワークを通じて下水道への理解を深めながら、東京下水道の先進性を、ソーシャル、アート、テクノロジーなどの多角的な視点で掘り下げていきます。平成30(2018)年度は、「下水道の魅力を、編集の力で若者が再発見」をテーマに、大学生がグループごとにZINEを制作しました。
成果報告会では、制作したZINEを参加学生がグループごと(全8グループ)に発表します。発表後には、グランプリ作品を決定し、表彰します。様々なバックグラウンドを持つ学生が集まって結成されたグループが、それぞれの個性を活かしたZINEを披露しますので、ぜひご取材にお越しください。
東京地下ラボ成果報告会概要
- 実施日:平成31(2019)年2月13日(水)
- 実施時間:第1部13:00~14:10(報道受付12:30~)、第2部14:30~15:20
※成果報告会終了後、東京都下水道局・学生への囲み取材を実施いたします。 - 実施会場:東京都庁第二本庁舎29階南側 29C会議室(〒163-8001 東京都新宿区西新宿2丁目8−1)
- 実施内容:第1部13:00~14:10 学生によるプレゼン、第2部14:30~15:20 グランプリ発表、表彰、受賞者コメント、審査員総評
- 賞の種類:グランプリ、審査員特別賞(ソーシャル賞、メディア賞)
- 特別審査員:株式会社博報堂ケトル代表取締役社長 嶋 浩一郎(しま こういろう)氏、特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン 高橋 郁(たかはし かおる)氏
取材票
東京地下ラボ これまでの取組
11月に首都大学東京にて開催したワークショップでは、講師に雑誌「ケトル」編集長の嶋浩一郎氏を迎え、「編集」をテーマにした講義を実施しました。参加学生は、一つのテーマで雑誌を制作する醍醐味や、効果的な発信等の編集スキルについて、実例を通して学びました。
12月に南多摩水再生センターと多摩川河川敷にて開催したフィールドワークでは、下水道の仕組みや役割への理解を深めました。参加学生は、多摩川で捕れた鮎の試食や、下水道の普及によってきれいになった多摩川に生息する生物の観察などを通して、東京下水道が果たす役割を体感しました。
特別審査員プロフィール
株式会社博報堂ケトル代表取締役社長 嶋 浩一郎氏
1968年東京都生まれ。1993年博報堂入社。01年朝日新聞社に出向。スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」編集ディレクター。02年から04年に博報堂刊『広告』編集長を務める。04年「本屋大賞」立ち上げに参画。現在NPO本屋大賞実行委員会理事。06年既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」を設立。カルチャー誌『ケトル』の編集長、エリアニュースサイト「赤坂経済新聞」編集長などメディアコンテンツ制作にも積極的に関わる。2012年東京下北沢に内沼晋太郎との共同事業として本屋B&Bを開業。
特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン 高橋 郁氏

ロンドン大学東洋アフリカ研究所で開発学修士号取得。6年間、緊急支援のNGOにて広報・ファンドレイズに従事した後、2012年より現職。ファンドレイズ、アドボカシー等幅広い業務に取り組んでいる。
ウォーターエイド
2030年までにすべての人が安全な水とトイレを利用できる世界を目指し、貧困下で生活する人びとの水と衛生状況改善に専門的に取り組む国際NGO。1981年にロンドンで設立され、2018年現在、34か国で水・衛生支援を実施。2013年、日本法人を設立。
お問い合わせ先
下水道局総務部広報サービス課
電話03-5320-6515
FAX03-5388-1700