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有明水再生センター

有明水再生センターの空撮写真

有明水再生センターの処理区域地図

有明水再生センターは、分流式汚水処理施設であり、臨海副都心のクリーンセンター内に設置されています。処理区域は、砂町処理区の一部(臨海副都心とその周辺地域及び中央防波堤内側埋立地の一部)です。
A2O法(嫌気−無酸素−好気法)と生物膜ろ過法という高度処理方式を採用し、処理した水は東京湾(有明西運河)に放流しています。また、その一部をオゾン処理や繊維ろ過処理によってさらにきれいにし、センター内で機械の洗浄・冷却や修景用水等に使用するだけでなく、臨海副都心のビルなどのトイレ用水や東京臨海新交通線(ゆりかもめ)の車体洗浄用水に再生水として供給しています。
発生した汚泥は、東部スラッジプラントへ圧送し、処理しています。

運転開始 平成7年9月
敷地面積 46,600平方メートル
処理能力 30,000立方メートル/日
水処理施設沈砂池 2池
第一沈殿池 3池
反応槽 2槽
第二沈殿池 3池
生物膜ろ過池 6池

(平成29年度4月現在)

流入・放流水質

水再生センターからの放流水は、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」の水質基準を十分に満たし、魚がすめる水質です。

単位:mg/L

項目流入水放流水条例による放流
水の水質基準
BOD 120 1未満
COD 91 10 15以下
全窒素 36.6 10.1 20以下
全りん 3.9 0.3 1以下

平成27年度 24時間試験平均値

※ BOD、CODは、数値が高いほど水が汚れていることを示します。BODは、微生物が有機物を分解するのに使う酸素量、CODは酸化剤で有機物を分解して消費する酸素量で測ります。放流水の水質基準は、河川はBOD、海域はCODにより定められています。全窒素、全りんは、赤潮の発生などと深くかかわっています。

下水道のしくみ

下水道は、主に下水道管、ポンプ所、水再生センターの3つの施設でできています。下水を集めて流す下水道管。下水道管が深くなりすぎないように途中で下水をくみ上げるポンプ所。下水を処理してきれいな水によみがえらせる水再生センター。どの施設も正しく働くように日々点検、清掃、補修などを行っています。

下水道の役割

家庭や工場からの汚れた水を処理して、快適な生活環境を確保します。

道路や宅地に降った雨を速やかに排除して、浸水から街を守ります。

下水を処理し、きれいにした水を放流することで、川や海の水質を大切に守っていきます。また処理した水や汚泥等のリサイクル、未利用エネルギーの活用など、循環型都市づくりを進めます。

施設平面図

有明水再生センター施設平面図

有明水再生センターの特色

高度処理施設(A2O法)

今までの下水処理では取り除きにくい窒素やりんが原因で、東京湾では依然として富栄養化による赤潮が発生しています。このため、A2O法(嫌気-無酸素-好気法)という高度処理を行って、より多くの窒素やりんを除去しています。

高度処理施設(A2O法)のイラスト

嫌気槽

下水と活性汚泥を、空気を吹き込まずに混ぜ合わせます。活性汚泥中の微生物は酸素がないので、体内に貯えたエネルギー物質を分解して呼吸をします。その際、りんを水中に放出します。

無酸素槽

嫌気槽から出てきた水に、好気槽から水を戻します。微生物は窒素に結び付いている酸素を奪って呼吸します。酸素を取られた窒素はガスとなって放出されます。

好気槽

空気を十分に吹き込むことで、有機物は微生物により分解され、窒素は酸素と結びつきます。また、嫌気槽で放出された以上のりんが微生物に吸収されます。

生物膜ろ過法

生物膜ろ過施設の構造は、砂ろ過法のものとほぼ同じです。よって、物理的なろ過機能により浮遊物質(SS)が除去されます。また、ろ過層下部から通気を行い、ろ材表面に好気性微生物の膜(生物膜)を形成させています。これにより、原水(A2O法の処理水)中に残存している生物分解可能な溶解性有機物などを吸着、分解して除去することが可能となり、より清澄な処理水を得ることが出来ます。

生物膜ろ過法イメージイラスト

臨海副都心地域に再生水を供給

処理水は都市の水資源。水に力を与えます。それが私たちの役目です。
ゆりかもめ車両基地

有明水再生センターでは、処理水を高度に処理した水の一部を再生水として臨海副都心地域へ供給しています。再生水は、建物のトイレ用水や、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の車体洗浄などに利用されています。

施設上部は魅力あるスポーツ施設がいっぱい

有明水再生センター上部施設の写真

処理施設の大部分を地下式とし、上部には江東区の体育館、温水プールやスポーツジム、テニスコートが設置され、多くの皆さまに利用されています。

温水プール・スポーツジム利用申込先

江東区有明スポーツセンター TEL.03-3528-0191

案内図

案内図イラスト

所在地 〒135-0063 東京都江東区有明2-3-5 電話:03-5564-2033 地図ソフトで表示
交通 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「お台場海浜公園」駅徒歩8分
東京臨海高速鉄道(りんかい線)「東京テレポート」駅徒歩13分
東京メトロ東西線「門前仲町」駅または有楽町線「豊洲」駅から都営バス
「東京ビッグサイト」行または「東京テレポート」行「有明一丁目」下車徒歩3分

東京都虹の下水道館

東京都虹の下水道館ロゴ
下水道の役割や水環境の大切さを、楽しみながら学べる体験型施設です。

  • 開館時間/9:30~16:30(入館は16:00まで)
  • 入館無料
  • 休館日/月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、その翌日休館)、年末年始 夏休み期間は無休
  • 所在地/江東区有明2-3-5 有明水再生センター(有明スポーツセンター側5F)
  • 電話番号 03-5564-2458
  • ホームページ 虹の下水道館

下水道局ホームページ

東京アメッシュ

都内とその周辺地域で降っている雨をレーダーと地上雨量計で観測し、リアルタイムに表示するシステムです。
※ 東京アメッシュは東京都の登録商標です。

東京アメッシュ画面イメージ

バーチャル下水道

ふだん見えない下水道施設を、アニメーションやビデオ映像を使ってリアルに、おもしろく紹介しています。
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下水道局との関係をにおわす悪質業者にご注意を!

下水道局では、宅地内排水設備の修理や清掃などを業者に依頼することはありません。

水再生センター見学受付窓口

土曜、日曜、祝祭日、年末年始を除いて、水再生センターの施設を見学することができます。ご予約・お問い合わせは見学受付窓口までお願いいたします。

電話番号 03-3241-0944
受付時間 9:00~17:00(平日のみ)

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